ガレージハウスとは?ビルトインとの違いや費用相場、1000万円以下で建てるコツを徹底解説

皆さん、こんにちは。

千葉県安房郡鋸南町を拠点に、新築住宅からリフォームまで幅広く手掛けているおくまや(株式会社 鈴木工務店)です。


ガレージハウスの建築を検討する際に、「ビルトインガレージと何が違うのか」「費用はどれくらいかかるのか」「居住スペースが狭くならないか」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。


ガレージハウスは愛車を守るだけでなく趣味を満喫できる魅力的な住まいですが、事前に特徴や注意点を正しく理解し、工夫して設計することで、後悔のない理想の空間を実現することが可能です。


そこで今回は、ガレージハウスの基本やメリット・デメリットから、気になる費用相場、そして1000万円以下で建てるためのコツについてご紹介していきます。


これからガレージハウスを建てたいと考えている方はもちろん、間取りや費用に悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。


■ビルトインガレージとの違い



ガレージハウスとビルトインガレージは、どちらも車を建物内に駐車するスタイルとして人気を集めています。言葉の響きは似ていますが、住宅全体における駐車スペースの捉え方や、日々の暮らしに与える影響に明確な違いが存在します。


・空間の一体感の違い

ビルトインガレージは、一般的な一戸建て住宅の一部に車庫を組み込んだ間取りを指します。あくまで住居の機能が主体であり、駐車スペースは家の中に確保された別室という位置づけです。一方、ガレージハウスは、愛車と暮らすことを前提に建物全体を設計する住宅のことです。


例えば、リビングの大きなガラス越しに屋内にある自動車やバイクを眺められる間取りなど、居住空間とガレージが一体化したデザインが特徴です。車好きの方にとって、愛車を生活の風景として常に身近に感じられる、理想的な住まいとなります。


・利用目的の違い

ビルトインガレージの主な目的は、都市部の狭い土地などにおいて、必要な駐車場を確保しつつ雨風や紫外線から車を守ることです。玄関への移動がスムーズになり、雨の日の買い物帰りでも荷物の積み下ろしが便利になるといった、日々の生活の快適さを重視しています。


対してガレージハウスは、車を停める機能だけでなく、趣味を全力で満喫する用途が強く反映されます。広い土間スペースで車のメンテナンスやDIYの作業を行ったり、キャンプ道具などのアウトドア用品を並べて収納したりと、ガレージ自体が家族の趣味部屋としての役割を大きく持ちます。


■メリットとデメリット



ガレージハウスでの暮らしには、大切な愛車を守りながら趣味を満喫できる多くの魅力があります。一方で、生活スペースの配分や周辺環境への配慮など、建てる前に知っておきたい注意点も存在します。良い面と気を付けるべき面の両方をしっかりと把握することが大切です。


・愛車を安全に保管できる

ガレージハウス最大のメリットは、大切な愛車を最適な環境で保管できることです。車を建物内に駐車するため、雨風や紫外線による塗装の劣化を大幅に防ぐことができます。


また、シャッターを閉じることで、屋外の駐車場で心配な車上荒らしやいたずら、盗難といったリスクから愛車をしっかりと守る防犯対策にもなります。天候に左右されず、いつでもきれいな状態で車やバイクを維持できるのは、車好きにとって大きな安心感に繋がります。


・居住空間が狭くなる

デメリットとして考慮すべき点は、限られた土地の中でガレージの面積を確保するため、生活するための居住空間(リビングや寝室など)がどうしても狭くなってしまう傾向があることです。


例えば、1階部分の大部分を駐車スペースとして活用すると、生活の中心となるLDK(リビング・ダイニング・キッチン)や水回りを2階に配置する間取りになるケースが一般的です。家族構成や荷物の量に合わせて、車庫と居住スペースの広さのバランスを慎重に設計することが求められます。


・騒音や排気ガスの問題

もう一つの注意点は、建物内で車のエンジンをかけることによる騒音や排気ガスの発生です。早朝や深夜に出入りする場合、エンジン音やシャッターの開閉音が、寝室にいる家族や近隣住民の迷惑になる可能性があります。


また、排気ガスが室内に流れ込まないよう、ガレージ内に強力な換気扇を設置するなどの換気対策が必須となります。快適な生活を送るためには、寝室をガレージから遠ざける間取りの工夫や、防音性の高い構造を採用するなどの事前配慮が必要です。


■費用相場はいくら?



ガレージハウスを検討する際、一番気になるのがお金のことです。通常の住宅に比べて特別な構造が必要になるため、費用は少し高くなる傾向にあります。建築にかかる初期費用と、長く住み続けるための維持費について見ていきましょう。


・建築費用の目安

ガレージハウスの建築費用は、一般的な一戸建て住宅よりも高くなる傾向があります。これは、車が出入りするための大きな開口部(入り口)を作る必要があり、建物を支えるための耐震性や強度を高める特別な構造が求められるためです。


また、電動シャッターの設置や、排気ガス対策としての換気扇、防音・防犯設備などの追加コストも発生します。坪単価(1坪=約3.3平方メートルあたりの建築費)で見ると、通常の住宅より割高になるケースが多いですが、依頼するハウスメーカーや工務店によって金額は大きく変わります。


・固定資産税などの維持費

家を建てた後に毎年かかる税金である「固定資産税」について、ガレージハウスならではのメリットがあります。


車庫部分の面積が延べ床面積(建物全体の床面積の合計)の5分の1以下であれば、その車庫部分は容積率の計算から除外される緩和措置を受けられる可能性があり、結果として税金が安くなるケースがあります。


ただし、電動シャッターの定期的なメンテナンス費用や、換気用の電気代など、ガレージ特有の維持費が発生することも事前に考慮しておく必要があります。


■1000万円以下で建てるコツ



予算に余裕がなくても、工夫次第で憧れのガレージハウスを実現できる可能性は十分にあります。コストを抑えるためには、建物の形や選ぶ設備にメリハリをつけることが重要です。


・間取りをシンプルにする

建築費用を抑えるための最も効果的な方法は、建物の形や間取りをシンプルにすることです。例えば、建物の形を凹凸のない真四角(総二階建てなど)にすると、外壁の面積や屋根の形が単純になり、施工にかかる作業や材料費を大幅にカットできます。


また、居住空間をコンパクトにまとめ、部屋を仕切る壁やドアの数を減らしてオープンな空間にすることで、さらにコストを下げることが可能です。限られた予算の中で、本当に必要な広さと生活の動線をしっかりと計画することが大切です。


・設備グレードを見直す

費用を1000万円以下に近づけるには、設備のグレード(品質や機能のレベル)を見直すことも欠かせません。例えば、ガレージのシャッターを便利な電動タイプから手動タイプに変更する、あるいはシャッターを設けずカーポートのようにオープンな形状にするだけでも、数十万円のコストダウンに繋がります。


また、キッチンや浴室などの水回り設備も、最新のハイグレードなものではなく、標準的な機能性を重視したタイプを選ぶことで、全体の建築費をうまく調整できます。こだわりたい部分と節約できる部分のバランスを見極めるのが家づくりのポイントです。


ただし、ここまでご紹介した工夫を取り入れても、必ずしもすべてのケースで1000万円以下で建てられるわけではありません。 土地の形状や地盤の状況、法規制などによって、基礎工事や構造補強にかかる費用が大きく変動するためです。


限られた予算の中で、妥協しすぎることなく理想のガレージハウスを叶えるためには、早い段階でプロによる入念な「現地調査」と「プラン計画」を行うことが最も重要になります。


「なるべく費用を抑えたいけれど、うちの土地条件でも実現できるだろうか?」「予算内でどこまでこだわれるか知りたい」とお悩みの方は、まずは一度お気軽にご相談ください。


■まとめ



ガレージハウスは、大切な愛車を雨風や盗難から守りつつ、身近に感じながら暮らせる車好きにとって魅力的な住まいです。ビルトインガレージとは異なり、趣味を満喫する空間として居住スペースと一体化している点が大きな特徴です。


一方で、生活空間が狭くなることや、排気ガス、エンジン音などの騒音対策には十分な配慮が必要です。また、建築費用が高くなりやすい傾向にありますが、間取りをシンプルにまとめ、設備を見直すことで予算内に収める工夫も可能です。


メリットと注意点をしっかりと理解し、事前の計画を入念に行うことで、理想のガレージハウスでの快適な暮らしを実現させましょう。


■ガレージハウスをご検討中なら「おくまや」にご相談ください!



おくまや(株式会社 鈴木工務店)は、千葉県安房郡鋸南町を拠点に160年以上にわたり地域に根ざして住まいづくりに携わってきた会社として、地元の気候風土に精通した設計・施工をご提供しています。


海が近く強風や潮風の影響を受けやすい安房地域の環境を知り尽くしているからこそ、厳しい自然環境下でも長期間快適さと強度を保てるプランニングが可能です。


当社は住友林業と提携する「イノスグループ」に参画しており、木造住宅でありながらコンピュータによる緻密な構造計算を実施しています。「デジタルフレーム工法」や高品質な木材を採用することで、1階に大きな開口部が必要となるガレージハウスでも、地震や強風に負けない安心・安全な構造を実現します。


また、資金計画や土地の選定、複雑な補助金の申請代行から仮住まいのご用意まで、住宅取得にかかるすべての手続きを窓口一本化でサポートするワンストップ対応が特長です。担当者が現地を細かく確認し、お客様のライフスタイルや生活動線に合わせた最適な空間づくりを丁寧にご提案します。


おくまやは地域密着の強みを活かし、施工後のアフターサービスや万一のトラブル時にも迅速に駆けつけます。「住宅完成保証」や10年間の「住宅瑕疵保証」も完備しているため、初めての家づくりでも安心してお任せいただけます。


現場調査や概算お見積もり、プランニングは無料で承っておりますので、「うちの敷地でも理想のガレージを作れる?」「費用や間取りについて詳しく知りたい」など、気になる点は何でもお気軽にご相談ください。お電話およびLINEからもご相談お受けしております。


160年超の歴史で培ったノウハウと最新技術を融合させた「温故知新」の家づくりで、より快適で自分らしい住まいの実現をおくまやが全力でお手伝いします。


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